無免許運転と窃盗で逮捕された15歳少年、家庭の支えと更生により不処分になった事例

依頼者の属性

男性(10代)

事件/罪名

道路交通法違反(原付バイクの無免許運転)、窃盗

依頼のタイミング

勾留中に受任

事案の概要

被疑者は逮捕時15歳の少年でした。友人とともに鍵のついた原付バイクを窃取し、そのバイクを無免許で運転していたところ、自動車との事故を起こしてしまい、無免許運転をしていたとして道路交通法違反の罪で逮捕・勾留されました。その後、事故前日に、コンビニエンスストア等で複数窃盗をしていたことが発覚しました。

少年には、前科・前歴はなく、今回が初犯でした。

当事務所の対応

少年は、勾留満期の10日で釈放され、在宅で家庭裁判所調査官の調査を受けることになりました。

少年事件においては、少年の周辺環境を整備することが特に重要です。したがって、弁護士が少年の母親と密に連絡を取り、少年の生活状況を確認しつつ、定期的に少年との面談を行いました。そして、家庭裁判所調査官とも連絡を取り、少年の現在の状況を伝え、今後の少年の処遇について話し合いをしました。

また、少年は窃盗を複数件犯していたことから、被害者への被害弁償や示談交渉を行いました。

少年は、逮捕・勾留される以前は、学校にもあまり通わず、いわゆる不良仲間と遊び、夜遊びを繰り返している状態でした。しかしながら、釈放後は、母親の積極的な協力により、不良仲間との関係も絶ち、夜も家に帰ってくるようになり、逮捕・勾留前と比べて生活状況が著しく改善しました。

解決結果

その結果、少年の生活環境が改善されていることが裁判官にも伝わり、少年は不処分となりました。

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