依頼者の属性
女性(70代)
事件/罪名
窃盗
依頼のタイミング
起訴後に受任
事案の概要
被告人はスーパーマーケットで商品を1点窃取したとして、在宅で捜査が行われ、公判請求されました。被告人は、以前にも3回ほど、同様の窃盗事件で立件されており、うち2回は罰金を支払っていました。
そして、今回、被害金額は少額であったものの、前科前歴が複数あったことから、公判請求をされるに至りました。
当事務所の対応
被害弁償は、被告人自身で既に行っていたことから、主に公判期日でどのような主張をするかについて、被告人と複数回面談をして話し合いました。被告人は大変反省をしており、二度と窃盗をしないことを誓っていたことから、その内容を記載した反省文を作成し、証拠として提出することにしました。
また、被告人は高齢である上、持病があり、定期的な通院と投薬が欠かせないことから、刑務所内での生活には耐えられないものと判断し、その点についても公判期日で主張することにしました。
解決結果
公判期日では上記のような主張をした結果、被告人は十分に反省をしており、再犯可能性も乏しいと判断され、執行猶予判決を得ることができました。