不同意わいせつで逮捕された後、勾留却下と示談成立により不起訴となった事例

・依頼のタイミング

妻から、夫が逮捕されたため接見に行ってほしいと依頼があり、接見に行って夫の話を聞いた後、正式に受任となりました。

・事件/罪名

不同意わいせつ罪

・依頼者の属性

男性(30代)

・事案の概要

依頼者は、酒に酔った状態で通行人の女性に抱きつき、身体を触ったとして、逮捕されました。依頼者は初犯であり、前科、前歴はありませんでした。

・当事務所の対応

ア 身体拘束からの解放

逮捕されると、逮捕後48時間以内に検察官に送致され、検察官送致から24時間以内に勾留請求されます。仮に勾留が決定した場合、原則として10日間、最大で20日間、留置施設に勾留されてしまいます。勾留中は、食事や入浴、就寝時間まで厳しく規制・監視される過酷な環境に置かれます。また、会社に行くことができないことはもちろん、家族とも自由に会うことが出来ません。

依頼者は、幼い子どもを育てる公務員の男性でした。

仮に依頼者が勾留されてしまうと、仕事に行くことが出来ず、子どもたちとも会うことが出来ない状態が続いてしまいます。そこで、勾留阻止を目指し、検察官や裁判官に対し、依頼者は勾留の要件を満たしていないことを訴える書面を提出しました。その結果、検察官から勾留請求はされてしまいましたが、裁判官は勾留却下の決定を下し、依頼者は即日釈放されました。

逮捕から勾留請求まで、約1日という短い期間でしたが、依頼者家族に迅速に動いていただいたこともあり、勾留却下の決定を勝ち取ることが出来ました。

イ 被害者との示談交渉

依頼者が釈放されたため、事件は在宅事件として捜査が進むことになりました。

ここで、性犯罪のような被害者がいる事案では、被害者との示談成立が、刑事処分の帰趨に大きく影響します。

そこで、今回被害を受けた女性の方と連絡を取り、示談交渉を行いました。

依頼者は真摯に反省をしており、その旨を被害者に方にお伝えし、真摯に謝罪することで、最終的に示談が成立しました。

ウ 不起訴意見書の提出

被害者の方と示談が成立しましたので、検察官に対し、本件を不起訴処分とするよう申し入れる意見書を提出しました。

・解決結果

その結果、依頼者は不起訴処分となりました。

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